柏島魚類データベース

Sebastiscus albofasciatus Lacepede, 1802 アヤメカサゴ

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属名 Sebastiscus カサゴ属
学名 Sebastiscus albofasciatus
和名アヤメカサゴ
記載 Lacepede, 1802
サイズ 全長 21cm
説明背鰭12棘12〜13(12が多い)軟条、臀鰭3棘5軟条、胸鰭16〜18(17が多い)軟条、腹鰭1棘5軟条。体は黄橙色と桃色のまだら模様。頭部背面にそれぞれ1対の鼻棘、眼前棘、眼上棘、眼後棘、耳棘、額棘、頭頂棘、及び頸棘があり、いずれも強い。涙骨の下縁は後下方に向かって尖る。背鰭の基底部に数個の白斑があることがある。形態はカサゴに似ているが、眼窩の後下方に後向きの強い1棘があること、胸鰭の軟条数が、普通、1本少ないことが異なる。体色でも容易に区別できる。
分布水深110〜210m(通常150m付近)。岩手県角ノ浜〜九州南岸の太平洋沿岸(茨城県以北は稀)、新潟県〜山口県の日本海沿岸(少ない)、瀬戸内海(少ない)、九州北岸・西岸、屋久島沖、東シナ海大陸棚縁辺域;済州島、台湾北部、澎湖諸島、香港。
生活史卵胎生。
参照