属名 |
Rhinecanthus
ムラサメモンガラ属
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学名 |
Rhinecanthus
verrucosus
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和名 | クラカケモンガラ |
記載 |
(
Linnaeus, 1758
)
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サイズ |
全長 18cm
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説明 | 体は側扁し、長卵形を呈する。背鰭3棘23〜26軟条、臀鰭13〜14軟条。眼の前方に1縦溝がない。鰓孔の上部に骨質の大きな鱗がある。尾柄に3列に並ぶ前方を向いた小棘がある。体側腹部に大きな楕円形の黒色斑がある。幼魚も成魚もこの黒色斑をもつ。 |
分布 | 主にサンゴ礁域。小笠原諸島、神奈川県三浦半島〜九州南岸の太平洋沿岸(多くは幼魚)、兵庫県香住(幼魚)、屋久島、琉球列島;台湾南部、インドー西太平洋(紅海〜ソロモン諸島)、カロリン諸島、マーシャル諸島。 |
生活史 | 本州南部で見られるのは幼魚である。サンゴ礁内の浅いところに生息し、他のムラサメモンガラ属が見られない濁った水域にも現れる。日本では、ムラサメモンガラより少ない。群れはつくらない。繁殖期になるとすり鉢状の巣をつくり、親が卵を保護する。雑食性で海藻やデトリタスを食べるが、ウニ類、ゴカイ類、貝類なども食べる。食用にしないが、観賞魚として取り扱われる。イノーフクルビ(沖縄)。 |
参照 | |