属名 |
Acanthurus
クロハギ属
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学名 |
Acanthurus
xanthopterus
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和名 | クロハギ |
記載 |
Valenciennes, 1835
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サイズ |
全長 50cm
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説明 | ニセカンランハギやオスジクロハギとの識別は、胸鰭全体が黄色または透明であること、背鰭は暗色で、後半部に3〜5条の縞模様があることにより可能。成魚の上顎には18本、下顎には21本の顎歯が並び、同属他種に比べて多い。 |
分布 | 岩礁・サンゴ礁域。八丈島、小笠原諸島、硫黄島、沖ノ鳥島、岩手県、茨城県〜九州南岸の太平洋沿岸、新潟県柿崎、福岡県津屋崎(幼魚)、長﨑県野母崎・男女群島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島;済州島、台湾、香港、東沙群島、西沙群島、南沙群島、尖閣諸島、インドー西太平洋、ジョンストン島、ハワイ諸島、ライン諸島。 |
生活史 | 稚魚は内湾や河口で見られるが、成魚は礁湖や礁縁の斜面などに生息し、水深91mでも観察されている。砂嚢状の胃を持ち、主に糸状藻類などを砂とともに摂食するが、ヒドロ虫などの動物質のものが含まれることもある。食用となる。アブラハゲ・クロハゲ(高知県)オジロハゲ(和歌山県)、ガサ(奄美)、クスク・ミームサー(沖縄)、コメイオ(鹿児島県)など。 |
参照 | |