柏島魚類データベース

Repomucenus beniteguri ( Jordan and Snyder, 1900 ) トビヌメリ

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属名 Repomucenus ネズッポ属
学名 Repomucenus beniteguri
和名トビヌメリ
記載 ( Jordan and Snyder, 1900 )
サイズ 全長 16cm
説明基本的体形と前鰓蓋骨棘の特徴などはネズミゴチに似る。雄成魚の第1背鰭は第1・2棘が糸状に延長し、その鰭膜後部に大きな黒斑がない。また、第2背鰭にはほぼ2列の小暗色点列がある。雌と雄未成熟の体側下部の白斑は小円形。
分布外洋性沿岸。開放性内湾の岸近くの砂底。北海道日本海・太平洋沿岸(少ない)、青森県全沿岸(少ない)、茨城県〜土佐湾の太平洋沿岸、新潟県佐渡〜長崎県の日本海沿岸、瀬戸内海;朝鮮半島南東岸、済州島。
生活史太平洋沿岸では外海に開けた海岸よりも、やや内湾よりの水深20mまでの砂底に生息する。瀬戸内海では伊予市から新居浜市にかけての沖合いに多い。産卵期は春秋の2回で、5月下旬と10月がそれぞれの盛期である。産卵はネズミゴチと同じく薄暮時を中心(16〜20時)に行われる。小手繰網で漁獲され、練り製品原料となる。
参照