属名 |
Scarus
アオブダイ属
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学名 |
Scarus
prasiognathos
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和名 | ニシキブダイ |
記載 |
Valenciennes, 1840
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サイズ |
全長 55cm
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説明 | 胸鰭15軟条。頬鱗3列。背鰭前部鱗数6。体が著しく高い。前頭部がやや尖る。尾鰭は截形で、上下両端が大いに突出する。イトヒキブダイに似るが、尾鰭中央が截形をなすこと、幼魚では尾鰭が黄色いこと、雌型では歯板が唇で深くおおわれること、雄型では顔にマスクをしたように広く青緑色に包まれることで区別される。 |
分布 | 岩礁・サンゴ礁域。八丈島・相模湾(幼魚)、和歌山県串本、高知県柏島(幼魚)、屋久島、琉球列島、尖閣諸島;台湾、南沙群島、香港、タイランド湾、フィリピン諸島〜カリマンタン島・スラウェシ島周辺、大スンダ列島北岸、マレー半島西岸、ビスマルク諸島、パラオ諸島、フィジー諸島、東インド洋(キーリング諸島以東)、モルジブ諸島。 |
生活史 | 本来は礁縁近くの外側礁斜面で大きな群れを形成するはずである。しかし、ブダイ類は夜は完全に眠るので、大型の種ほど漁獲対象になりやすく、現在は少ない。小型藻類食。かつては雌をクロブダイとかホシブダイと呼んでいた。 |
参照 | |