柏島魚類データベース

Girella mezina Jordan and Starks, 1907 オキナメジナ

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属名 Girella メジナ属
学名 Girella mezina
和名オキナメジナ
記載 Jordan and Starks, 1907
サイズ 全長 38cm
説明鰓蓋骨の全面に鱗があり、上唇が特に厚いことで他2種(鰓蓋骨の下半部は無鱗、上唇は薄い)と容易に見分けられる。また、幼魚には体側の中央に黄色い1横帯がある。この横帯は成長すると消失する。
分布沿岸の岩礁。千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、山口県日本海沿岸(稀)、五島列島、奄美大島、琉球列島南部(稀)、小笠原諸島(稀);台湾。
生活史沖縄せ見られるメジナ類はほとんどが本種で、成魚は主にサンゴ礁外縁部で単独生活をしている。他2種よりも藻食性が強く、縄張りをつくることが多い。特有の磯臭さがあり、味はあまりよくない。伊豆七島でスカエース、和歌山県南部でウシグレ、奄美大島の名瀬でシチ、沖縄でシチューと呼ばれている。
参照