柏島魚類データベース

Girella melanichthys ( Richardson, 1846 ) クロメジナ

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属名 Girella メジナ属
学名 Girella melanichthys
和名クロメジナ
記載 ( Richardson, 1846 )
サイズ 全長 57cm
説明各鰭の基部に暗色点はない、側線有孔鱗数は62〜66、鰓蓋の後縁が黒い、尾柄部がくびれ、尾鰭が長くてその後縁はやや切れ込んでいる、などの点でメジナと区別できる。
分布沿岸の岩礁。島北地方太平洋沿岸(稀)、千葉県外房〜九州沿岸の太平洋沿岸、青森県〜島根県の日本海(少ない)、九州北岸・西岸、屋久島、琉球列島(稀)、小笠原諸島(稀);済州島、香港、ミッドウェー諸島(稀)。
生活史稚魚・幼魚期は内湾度が比較的高い穏やかな海域にいるが、成長すると外洋に面したいわゆる荒磯にでていく。メジナと混在していることも多いが、それよりもやや南方系で外洋性。日本産の3種の中では最も大きくなる。産卵期は11月〜12月。冬に味がよいがメジナにはやや劣る。関西の磯釣師の間ではオナガグレと呼ばれ、引きが強いのが人気がある。九州でクロ、沖縄でクルシチュー。
参照