柏島魚類データベース

Lutjanus stellatus Akazaki, 1983 フエダイ

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属名 Lutjanus フエダイ属
学名 Lutjanus stellatus
和名フエダイ
記載 Akazaki, 1983
サイズ 全長 35cm
説明体は楕円形で、強く側偏する。吻は多少尖る。側線は上方の縦列鱗は少なくとも後方では斜上後方に向かう。下方では水平に走る。背鰭軟条部下の側線上方に1白色斑がある。幼魚には吻部に1〜3条の短い波状の青色縦線が見られる。背鰭10棘13〜15軟条、臀鰭3棘8軟条、側線鱗数は46〜48枚。
分布岩礁・サンゴ礁域。伊豆諸島、小笠原諸島、火山列島、鹿島灘〜九州南岸の太平洋沿岸、播磨灘、周防灘、五島列島、屋久島、沖縄県瀬底島、八重山諸島、南大東島;台湾、広東省。
生活史沿岸岩礁域に生息し、肉食性の魚である。香川県の屋島山上水族館での飼育結果によると、産卵期は5〜7月で、夜半遅くに産卵する。産卵時には数尾の雄が1尾の雌を追尾して海面まで上昇し、放卵、放精する。卵は直径が0.80〜0.85mmで、1個の油球をもった分離浮遊性卵である。水温24℃で30時間で孵化する。孵化仔魚は全長2.52mmで、油球は卵黄の先端に位置する。孵化後3、5日で全長3.4mmとなる。
参照