Scombrops boops ( Houttuyn, 1782 ) ムツ
属名 | Scombrops ムツ属 |
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学名 | Scombrops boops |
和名 | ムツ |
記載 | ( Houttuyn, 1782 ) |
サイズ | 全長 50cm |
説明 | 成魚の体色は褐色で、小型魚ほど赤みが強い。第1背鰭が8〜9棘、第2背鰭が1棘12〜14軟条である。臀鰭は3棘11〜13軟条。胸鰭は15〜17軟条。側線有孔鱗数は50〜57枚。側線より上方の鱗列数は7〜8。 |
分布 | 稚魚は沿岸〜沖合の表層、幼魚は沿岸の浅所、成魚は水深200〜700mの岩礁。北海道〜九州南岸の太平洋沿岸、北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、東シナ海大陸棚縁辺域、鳥島、九州ーパラオ海嶺;朝鮮半島南岸、済州島、台湾、デラゴア湾(南アフリカ)。 |
生活史 | 主に小型の魚類、イカ類、エビ類などを食べる。満3年、全長約38cmで成熟。産卵期は生息水深が高温期である10〜3月で、浮遊卵を産む。仔稚魚は沿岸から沖合いの表層を浮遊する。幼魚は磯の水路、藻場、浅い岩礁域に群生する。成魚とともに沖合いの深い岩礁へと移動する。刺身、煮付けなどにする。一般的に本属のものを混称してクロムツと呼ぶ。 |
参照 |