属名 |
Solenostomus
カミソリウオ属
|
学名 |
Solenostomus
paradoxus
|
和名 | ニシキフウライウオ |
記載 |
(
Pallas, 1770
)
|
サイズ |
全長 12cm
|
説明 | 最近まではフウライウオ(=カミソリウオ)の種内変異とされていたが、体や鰭に細長い単一の皮弁があること、斑紋が基本的に縞模様であることなどで別種にされた(瀬能、1994)。生時の体の地色は白色半透明だが、縞模様の色には赤、黄、茶、黒などの変異が多い。同属のホソフウライウオSolenostomus leptosomaは縞模様がないことでニシキフウライウオと、尾柄部が長く、吻中央部の背縁に強い鋸歯があることでカミソリウオと、それぞれ区別できる。 |
分布 | 沿岸の水深42m以浅の岩礁域に生息するウミシダ類やウミトサカ類、ヤギ類付近。伊豆半島、八丈島、相模湾〜宿毛湾の太平洋沿岸、長崎県香焼、屋久島、琉球列島;台湾、インド洋(紅海を含む;局所的)、西太平洋(ニューカレドニア以西)、マーシャル諸島。 |
生活史 | カミソリウオよりやや深い所にすむ傾向があり、ヤギ類やウミトサカ類など八方サンゴ類の群体またはウミシダ類のそばでよく見られる。主に小型の甲殻類を捕食する。 |
参照 | |