Spratelloides gracilis Temminck and Schlegel, 1846 キビナゴ
属名 | Spratelloides キビナゴ属 |
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学名 | Spratelloides gracilis |
和名 | キビナゴ |
記載 | Temminck and Schlegel, 1846 |
サイズ | 全長 11cm |
説明 | 体は細長く円筒形に近い。腹部稜鱗は腹鰭基部にW字型の1枚があるだけで、その前後にはない。上顎の後端は眼の前縁下で終わる。前上顎骨は小さな三角形。鰓条骨は6〜7本。体側に1本の銀色縦帯がある。胸鰭は13〜15軟条。眼径は吻長より短い。第1鰓弓の鰓耙数は10〜12+34〜37本。 |
分布 | 外洋水の影響の強い沿岸で群れをなす。鹿島灘〜九州南岸の太平洋沿岸、隠岐〜九州北岸・西岸、沖縄諸島、宮古島;朝鮮半島南岸・東岸、済州島、台湾、香港、インドー西太平洋、トンガ諸島。 |
生活史 | 外洋水の影響の強い沿岸域で群れをつくる。5〜8月ごろに岸近くに寄って産卵する。卵は粘着沈性卵で、約1週間で孵化する。かい脚類などの動物プランクトンを捕食する。刺身、天ぷら、塩焼き、酢漬け、酢味噌和えなどにする。スルル(沖縄)。 |
参照 |