柏島魚類データベース

Ariosoma majus Asano, 1958 オオシロアナゴ

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属名 Ariosoma ゴテンアナゴ属
学名 Ariosoma majus
和名オオシロアナゴ
記載 Asano, 1958
サイズ 全長 53cm
説明これらの2種は浅野(1958)によって、計数形質である善脊椎骨数と肛門全側線孔数の違い(善脊椎骨数は前者は144ー147、後者は156−161;肛門側線孔数は52ー53、56−59)に基づき亜種として記載されたものである。しかし、これら以外にもAsano(1962)による体型(太い、細い)、山田他(2007;総合文献)による、臀鰭縁辺の黒色縁起部の位置(前方より始まり幅も著しくは狭くない、後方より始まり著しく幅が狭い)など、形態の違いが報告されている。また、分布域についても両亜種は重なっているので、これらは互いに別種として扱った。
 オオシロアナゴのAriosomaは中性、従って種小名はmajus(男性形major)となる。この種が新参亜種として学名を与えられたときはAlloconger男性であり、Ariosomaに移されるときに、種小名がそのままになっていた。(平嶋義宏)。
分布底曳網。千葉県洲崎、相模湾、三重県尾鷲〜鹿児島県志布志湾の太平洋沿岸、愛媛県八幡浜、山口県日本海側、東シナ海;朝鮮半島南岸、浙江省、台湾南部。
生活史
参照